地域商社のブランドが、商品ラベル統一で得る3つの営業効果
商品ラベルを統一する事による3つの営業効果
地域商社の商品ラベルは、統一されていない状態を良く見かけます。商品ラベルは、デザイン統一され見栄えが良いと言うだけの問題ではありません。商品ラベルを統一する事で、得られる営業効果がいくつかあります。特に、地域商社で気づかれていない3つのポイントをご紹介します。
1)地域商品のブランド認知を広げる
1-1)地域商社の商品ラベルがバラバラになる仕組み
商品開発時の話を聞くと、商品を開発する度にデザイナーを変えるとお聞きします。それは、補助金や助成金を利用するタイミングで紹介された、もしくはタイミング良く知り合ったデザイナーにお願いする事により起こる事象です。デザインをお願いする度にデザイナーを変え、結果地域商社の商品ラベルデザインはバラバラになる傾向があります。ラベルデザインがバラバラになると言う事は、ブランドの視認性が弱くなると言う事です。
1-2)商品ラベル統一による営業効果(ブランド認知向上)
商品ラベルを統一する事でブランドの視認性が上がり、ブランド認知が広がる一つの要因となります。その為に商品ラベルのデザインは統一する事を心がけましょう。同じデザイナーにお願いできなくとも、デザインが共通化するような取り組みを意識する事が大事です。商品其々が、同ブランドの商品と認識される事が重要です。
2)特設コーナーの提案ができる
2-1)スーパーで埋もれてしまう単品商品
商品を単品で提案すると、もちろん売り場に並ぶのは商品カテゴライズされた陳列棚になります。ポン酢だったらポン酢コーナー、ジンジャーエール だったら炭酸飲料水コーナーとなり、自社の商品と共にライバルとなる商品が沢山並びます。大手初品メーカーのポン酢、有名産地のポン酢、リーズナブルなポン酢などです。その中に地域商社で作る商品は、価格、名産地、デザイン性、特異性などで戦わなければなりません。それ以前に、似た商品が沢山ある状態ですので、商品が目に入ってこない恐れもあります。一方でスーパーの特設コーナー(以下、棚スペース)は、季節商品、ブランド商品など、特集として扱ってもらえるので、棚スペースを設置して頂けると消費者へ効果的なアプローチが出来ます。
2-2)棚スペース提案による営業効果(提案力向上)
棚スペースに陳列したいメーカーは多いですが、バラバラの商品ラベルでは提案力が弱いでしょう。メーカーが一緒でも、バラバラの商品に見えるからです。棚スペースの提案には、商品ラベルを統一し、一つのブランドとして提案する事により提案力が強くなります。展示会の出典においても、独自ブランドで商品ラベルが統一されていると、小売店の担当者は売り場がイメージでき、興味を抱く事に繋がります。その時、パンフレットや売り場イメージ写真、棚スペース設置時の見積もりがあると更に効果的ですね。
3)商品開発の工数削減
3-1)デザイン工数が軽減される(収益向上)
商品開発時に、デザイン(商品ラベル)が統一されていると、工数削減には大きな影響があります。新規作成ではなく、デザインの追加、修正、改修となるからです。商品パンフレットは追加ページ作成ですし、商品ラベルも以前作成したものに改修を入れる事によりスピーディーに行う事ができます。その時、決まったデザイナーへ依頼する事がベターとなりますが、難し場合はデザインファイルを改修する同意をいただく事もポイントとなります。
3-2)新商品追加時のポイント
統一デザインで新規商品を追加する場合、商品開発は以下の内容に削減されます。デザイナーを探す、デザインコンセプトの擦り合わせ、デザインの出し戻しなどがなくなり、スムーズに勧められますね。以下ご参考ください。
- 新商品ラベル作成
→既存のデザイナーさんに依頼し、以前のデザインをベースに作成する。 - サンプル作成
→商品サンプルを作成し最終確認する。 - 商品撮影
→パンフレットやECサイトに掲載する商品の撮影を行う。 - パンフレット追加
→基本印刷済みのパンフレットがあるので、追加で1枚ペラを挟む。追加商品が多くなった時に、パンフレットを擦りなおす。 - 展示会出店
→既存顧客に連絡した後に、展示会の出店を行い新商品を広める。
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