クラフト商品販売のマーケットプレイスPinkoi。日本国内から海外へネット販売が出来ます。
台湾発の越境ECモール”Pinkoi”
クリエイターが商品を作り、簡単に販売できるサイトが日本でも増えていますが、越境ECでもあるんです。台湾発のPinkoi(ピンコイ)です。仕組みは日本の、minneやCreemaと同じで、クリエイターアカウントを作成して販売できます。販売は世界中に販売できるとのことですが、アジアがメインのようです。クリエイターのデザインテイストもあるので、アジアのクリエイターが多いアジア圏に強いと思われます。越境ECで気軽に始められるPinkoiをご紹介します。
1)Pinkoiについて
1-1)台湾発のデザイナーズマーケットプレイス
台湾発のPinkoiは、台湾・香港・アメリカ・中国・タイなど、アジアを中心に、越境ECを展開するデザイナーズマーケットプレイスです。サービス利用者は、月間200万人にも上ります。世界77カ国で販売し、5言語、12通貨でECサービスを展開しているサービスです。*2019年4月現在:公式サイト情報
1-2)デザイナーズマーケットプレイスとは
個人やクリエイターのハンドメイド、手作り、クラフト作品を、ECで販売できるマーケットプレイスです。日本でも馴染みがあるサービスとしては、minne、Creema、ココナラハンドメイドなどがあります。基本的には、個人、デザイナー、多種多様なクリエイターが出品するマーケットプレイスですが、企業もテストマーケティング、販売チャネルの一つとして利用している場合もあります。企業に属さずに、自信の商品を販売できることから、ここ数年で急成長している分野です。クリエイターマーケットプレイス、クラフトマーケットプレイス、ハンドメイドマーケットプレイスなど、様々な呼称があります。
1-3)最大の特徴は越境ECで利用できる事
前述している通り、Pinkoiは越境ECです。日本にいながら、海外のユーザーにアプローチする事ができ、販売、入金処理と安心して利用する事ができます。世界の水準を見ると、今後は越境ECも盛んに行われていくと思われます。ですが、日本はその点で遅れをとっていると言われ、日本で越境ECで盛んなサービスは、それほどありません。日本にいても海外に商品を販売できるサービスは限られているのです。サービス対応国、言語対応、流通課題、現地法人課題、銀行口座課題など。Amazonも、日本に登録している商品が海外の方が購入できる機能を追加し始め、今後は加速していくと思われます。
2)越境ECを始める時の課題
越境ECを始めるうえで、課題となっているポイントを紹介します。これらの課題が解決できるサービスは比較的利用しやすいです。もちろん解決できていないサービスも、他の事業者がカバーしていたりもします。例えば、アメリカのAmazonでFBA販売するときにサポートしている企業など。ただ、本サービスが下記の課題を解決していると出品しやすいと言う事です。
2-1)日本がサービス対応国
そもそもの話ですが、サービス対応国に日本が入っているかと言う事です。ただ、入っていなくとも利用はできます。ただし、サポート内容や振込口座などの課題がいくつかあるので、ハードルもあります。その代わり、日本企業の進出は比較的少ないと思われますので、競合他社に比べ優位に立てるでしょう。
2-2)入金口座
入金口座は、絶対必要となります。自社越境ECサイトを利用して販売する分には、クレジットカードだけで販売することにより解消できますが、越境ECモールを利用するとしたら、振込先の入金口座が必要となります。ですが、日本国内の銀行口座対応しているのは少ないのが現状です。
2-3)商品の発送サービス
越境ECに限らず、商品発送はECを行ううえで重要なポイントですね。日本でリーズナブルに発送する時は、メール便やレターパックなどを利用しますが、海外となるとそうもいきません。現状は、越境ECで発送するとしたら、配送スピード、価格、安心感でEMSが一番多いと思われます。ですが、ユーザー視点に立ち、配送スピードを落としてでも価格を優先するサービスも探しておきたいですね。
2-4)言語対応
サービス対応国に比例するとも言えますが、日本語対応しているかと言う観点です。日本語対応にも、日本語ができる方が翻訳した日本語と、Google翻訳などで機械的に翻訳した日本語があります。対応したといっても、直訳だと意味を理解しきれない場合もありますので、不安なポイントの一つです。
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